山形青菜(やまがたせいさい)とは、山形県内で広く栽培されている漬物用の在来野菜です。
山形青菜の特徴
高菜や野沢菜の仲間
山形青菜はアブラナ科の野菜で、からし菜系の一種です。
同じアブラナ科である九州の高菜や、長野の野沢菜などは全国的にも有名ですが、山形の青菜も引けを取らない美味しさです。
産地は山形県南地方を中心に広く栽培されています。
明治時代に栽培が始まった山形の在来野菜で、その旬は秋から初冬です。
とっても大きな野菜
形状的には高菜に近く、茎が太いのですが、葉は肉厚で柔らかく、ひと株で500g程もあります。
葉の大きさは60センチ以上にもなり、大変大きいのが特徴の野菜です。
どんな味?
何と言っても「肉厚で心地よい食感」と「優しく適度な辛み」が格別です。
個人的には “ゴージャスな野沢菜” といった雰囲気が近いと思います。
その味を活かす食べ方として、豪快な一本漬けの「青菜漬」にしたり、刻んで「おみ漬」などに漬け込まれます。
山形青菜を使ったお漬物
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