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私たち後藤商店は、丸昌ブランドのお漬物を通じて、山形の豊かな自然と文化から産まれた「美味しいお漬物」を一人でも多くの方々に味わっていただくため、日々努めております。
事業概要
名称 | 有限会社 後藤商店 |
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所在地 | 〒992-0003 山形県米沢市窪田町窪田413-3 |
代表者 | 代表取締役社長 後藤 喜彦 |
電話 | 0238-37-5378(9:00~17:00 土日祝を除く) |
FAX | 0238-37-6345(24時間受付) |
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事業内容 | 漬物の製造及び販売 |
沿革
1955年(昭和30年) | 初代後藤昌が地元の丸茄子を広めるべくからし漬を開発し創業 |
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1990年(平成2年)2月 | 第7回山形県漬物展示品評会にて「おみ漬」が農林水産大臣賞を受賞 |
1991年(平成3年)4月 | 有限会社後藤商店を設立 地域特産品&自社ブランド加工食品の製造・販売 |
2003年(平成15年)2月 | 「雪菜ふすべ漬」新発売 |
2005年(平成17年)10月 | 「さくらんぼ漬」新発売 |
2005年(平成17年)11月 | 「薄皮丸なすの粕漬【ぶっつけ漬】」新発売 |
2006年(平成18年)1月 | 第11回山形県漬物展示品評会にて「青菜漬」が山形県知事賞を受賞 |
2009年(平成21年)9月 | 「紅花らっきょう漬」「初菊(はつぎく)」「おとめ心」「しそ梅干」新発売 |
2010年(平成22年)2月 | 第12回山形県漬物展示品評会にて「紅千枚漬」が山形県知事賞を、「さっぱり柚子だいこん」が山形県中小企業団体中央会長賞を、「初菊(はつぎく)」が山形県食品産業協議会長賞を、「薄皮丸なすの粕漬【ぶっつけ漬】」が株式会社食料新聞社社長賞を、「おみ漬」が山形県漬物協同組合理事長賞を受賞 |
2014年(平成26年)2月 | 第13回山形県漬物展示品評会にて「さっぱり柚子だいこん」が山形県知事賞を、「薄皮丸なすの粕漬【ぶっつけ漬】」が山形県食品産業協議会長賞を受賞 |
2018年(平成30年)2月 | 第14回山形県漬物展示品評会にて「浅漬きゅうりのからし漬」が株式会社大沼賞を受賞 |
2018年(平成30年)5月 | 「薄皮丸なすの粕漬 【二段仕込み】」新発売 |
2019年(令和1年)6月 | 「ねり梅」「糀だけで造った甘酒」新発売 |
2020年(令和2年)7月 | 「柚子ほろは」「鷹の爪からし」新発売 |
2021年(令和3年)11月 | 「紫甘酢だいこん」新発売 |
2022年(令和4年)3月 | 「じっくり漬けた みょうが甘酢漬」新発売 |
2024年(令和6年)2月 | 第15回山形県漬物展示品評会にて「さっぱり柚子だいこん」が山形県知事賞を、「ほろは漬」が東北漬物協会長賞を受賞 |
漬物の丸昌について
漬物へのこだわり
当店のお漬物は、野菜本来の風味を活かすため、過剰な味付けはせず塩分も控えております。
また、安全・安心を第一に考え、合成保存料・合成着色料は使いません。
自分たちの子供にも胸を張って食べさせたいと思える漬物作りを心がけて仕込みをおこなっております。
食の安全への取り組み
たとえネット通販であっても、「商品にどんな材料が使われているのか」をお確かめ頂けるよう、各商品の詳細ページに必ず食品一括表示を記載しております。
普段スーパーなどで加工食品を買われる際に、商品を手にとって裏の原材料ラベルを確認してからご購入を判断される方もいらっしゃると思います。
そのような安全意識の高いお客様も、当店の漬物をどうぞ吟味していただければと思います。
食品添加物への考え方
添加物の背景
近代化が進んで、商品の大量生産・工業化の波は漬物業界にも押し寄せました。
その結果、スーパーに並ぶお漬物の多くが、合成保存料・合成着色料を使用していると思います。
これらの食品添加物は、流通コストを抑えるなど効率化による商品の低価格化に貢献している反面、食の安全という日本人が長く守り続けてきた価値を揺るがしかねないものでもあります。
ただし戦後の家庭における食文化では、最低限の添加物を生活の知恵として用いてきたのも事実です。
お漬物で言えば、「安定剤(焼きミョウバン)」や「酸化防止剤(ビタミンC)」、および「うま味調味料(アミノ酸等)」があります。
売上優先の添加物は不要
丸昌の食品添加物への考え方は、売上を優先した合成添加物は使わないことです。
例を挙げるなら「合成保存料」です。
野菜は新鮮なものをきちんと脱水して漬け込むことで、雑菌の繁殖を抑えることが十分に可能です。
つまり、合成保存料は必要ありません。
ではなぜ使うのか?
重量が減って単価が下がるのが嫌だから、極力脱水をせずに保存料を使うのです。
しかも、合成添加物を使った結果、材料が変色・食感が悪くなるなどが起こります。
これを補うため、さらに合成添加物を用いることにつながります。
これらは全て、食べる人よりも売上を優先した合成添加物であると当店は考えます。
食べる人優先の添加物もある
では、食べる人を優先した添加物とは何でしょう?
例えば、丸茄子の浅漬けは古くから「ミョウバンで色を止める」ことが一般的です。
ガラス瓶で漬けた丸茄子の、涼しげな青色を目で楽しむ意味があるからです。
もしミョウバンを用いなければ、数時間で変色してしまいます。
ミョウバンという「添加物」の助けによって、丸茄子の浅漬けの美味しさを全国の皆様にお届けすることができるのです。
この場合、ミョウバンは食べる人優先の添加物であると考えます。
うま味調味料について
また、「うま味調味料」についても触れます。
当店では、素材の味を引き立てると判断した場合に、ごく少量を用いております。
少量で済まないのであれば、野菜の鮮度かレシピが良くありません。
うま味調味料を安全性の観点から避けるという人もいます。
もちろん個人の自由と考えます。
しかしながら、うま味調味料の安全性には科学的根拠がある一方で、危険性については科学的な裏付けがないのも事実です。
(参考:『グルタミン酸ナトリウムの効果の再考:文献レビュー』マシューフリーマン・2006)
それに、たとえ素材を活かしたお漬物に対しても、醤油・めんつゆ・味の素などのうま味調味料をかけて食べることは、家庭では昔から行われてきました。
もちろん、人によって好みや習慣もあり、意見が分かれるところでしょう。
ただ、うま味調味料には、素材の苦味やえぐみや酸味を丸くする機能があります。
甘みや風味を引き立てる機能もあります。
うま味調味料も使い方によっては、素材の味を引き出す場合があることは確かと考えます。
私たちの目指す「食育」
食の安全が人々の関心事になってきたことは、食に携わる者として嬉しく思います。
その反面、無添加という言葉が一つのブランドのようになっている面もございます。
無添加に越したことはないのかもしれませんが、無添加と書かれていない物を口にしないなど不可能な現代です。
それよりも「どんな添加物が入っているのか?」そもそも「なぜ添加物が使われているのか?」とご自身で判断できるようにしていくこと。
これが、私たち生産者のなすべき食育であろうと考えております。
ご来店について
当店では現在のところ、本社・製造所での直接販売は行っておりません。
しかしながら、あらかじめご連絡いただけましたら、商品をご用意してお渡しできるよう努めますので、米沢へお越しの際にはぜひお立ち寄りください。
※ご注文の際にコメントいただいても結構ですが、休業日もございますのでお電話にてご確認いただくのが確実かと思います。